ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償
雑誌を見てわくわくして、新しい服を着てドキドキする。
おしゃれって、毎日をちょっと楽しくする魔法みたいなものですよね。
新作コスメが出ると試してみたくなっちゃうし、お気に入りのアクセサリーをつけると1日るんるん気分です💗✨
ハイブランドの洋服は、生地もデザインももちろん素敵だけど、お財布には厳しいことも😱
そんな私の救世主がファストファッションです。
私はファストファッションが好きです。
全身ユニクロの日もあるし、買い物へ行くとまずGUへ行っちゃいます👗
なぜなら、安いから。探せば可愛いものもあるし😋✨
雑誌を見て、かわいいな〜〜って思ったけど買えないハイブランドファッション。でも似た洋服はファストファッションで着れちゃいます。
もちろん、生地やデザインには多少目をつむって、、、。
あと、今シーズンしか流行らないだろうな、と思った服は、ファストファッションで済ませちゃうことが多いですね。
どうせすぐに流行は終わるし、どうせなら安いほうがいいよね、ていう感じです。
さてさて人に勧められてDVDを見たこの映画。
「ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償」
なぜあんなに安い値段で服が買えるの?
どこで利益が生まれてるの?
ファストファッションの裏側には、多くの犠牲が存在してるのでした。
服を買う時って、そんなこと考えもしませんよね。
「わ〜!これ安い!しかもかわいい!やった🤗💓✨」
ぐらいのテンションでいつも買ってます。
原材料費からデザイン料、加工や販売、すべて含めてなんであんなに安いのか…
簡単に言えば、人件費が極限まで落とされている、かつ、原材料費もすごく安くなっている。
農薬をたくさん使って綿花を栽培し、日本人だと到底納得しないような賃金で服を作っている人がいます。
その人たちに支えられて、私たちはあの価格で服を手にすることができているんですね。
その代償はあまりにも大きいものに感じました。
障害を持って生まれる子ども。身体の異常に悩まされる人々。
生活の中で、地下水の飲み水でさえも安全ではなく、労働環境も劣悪です。
そんな状況から生まれてきた服を、わたしは着ています。
しかし、その状況から利益が生まれ、儲けていることもまた事実です。
それでいいのか、どうやったらこの流れが断ち切られるのだろうか、
答えの出ない疑問が頭の中で渦巻いていました。
私にできることは、ものを、洋服を、大切にすること、それに尽きるのではないかと思いました。
あの映画が、どれほど現実に近い、リアルを描いているのかは分かりません。
しかし、現実はもっと厳しいのではないだろうか、被害はもっと大きいのではないだろうか、そう思わずにはいられない映画でした。
日本にいる私には、想像してもしきれない、そんな世界があるように思えました。